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EPISODE.2
Project Animal
Dr.灰崎失踪から数日後の、
政府未確認生物対策本部…
そこに急遽招集されたのは、
元CyberJKYellowの
山吹 向日葵(やまぶきひまわり)だった。

山吹
『なんか用っすか??』
政府のなんだか偉そうな男が答える
男
『前回の未確認生物討伐での、君の戦闘力や
リーダーシップに目がついてね。
今回の新プロジェクトでの指揮を
取ってもらおうと思ってね。』
山吹
『新プロジェクトって…
灰崎がいなくなったのに、
装置の開発は可能なのかよ??』
男
『ああ、その件なら心配無用だ。
装置開発にかんする資料や知識は
すでにうちの開発部の元にある。
今回は、その装置を、
さらにパワーアップしたものの
実験に成功したのだよ。』
山吹
『パワーアップ??』
男
『ああ、今回は君たちの装置に
『動物』の力を加えさせてもらった。
【ProjectANIMAL】
これを用いて、次回の
未確認生物を討伐してもらう。』
山吹
『動物??』
男
『そして、君の装置にだけ、
特別な機能を追加させてもらった。
【暴走モード】だ…
といっても、
安全性は保障するよ。
発動まで時間はかかるが
発動すれば、通常時とは
比べ物にならないパワーを発揮できる。
もうすでに今回のプロジェクトに
参加する者たちは招集してある。
今、装置訓練中だ。』
『どうだ?やってくれるか??』
山吹
『…』
『わかったよ。
やりゃーいいんだろ?
どうせ、私がやらなくても
誰かにやらせるんだろ??
やるよ。』
男
『さすが、話が早いな。
では、
TEAM ANIMALSたちと合流して
訓練に取り掛かってくれ。
未確認生物は
いつ現れるかわからんからな。』
山吹
『そういえば…
灰崎が言ってたぜ。
あなたたち何もしらないのね
かわいそう…って。
あれ、どういうことだ??』
男
『ははは、そんなことを言っていたか。
そうだな。
そのうちわかる。』
山吹
『まあ、わかったところで
今のところ奴らに立ち向かえるのは
私たちだけ…
滅んでいくのを待つより、
残された命を救えた方がましか…』
男
『そういうことだ。
じゃあ、頼んだぞ』
そこから、山吹を中心とした
TeamANIMALSたちの
装置適応訓練が始まる。
最初はばらつきが見えたが
次第に連携も取れだし
それなりのチームになってきた。
そんな最中、
次の未確認機械生命体の出現。
『今回の標的もかなり手ごわそうだ
国の兵器では太刀打ちできん。
TeamANIMALSに出動命令だ。』
そして、現地に向かった彼女たち…

『くっ、、なんだこいつ
攻撃が利かない…!!?』
想定外の強さに苦戦する一同。
山吹『こうなったら、【あの作戦】しかない。
みんな、少しだけ時間を稼いでくれ!!』
『モードチェンジ Type berserk 』
山吹の装置から煙のようなものが吹き出し
あたりを包み込む…
CAT『よし、みんな敵の気を引くよ!!』
ENEMYと、WOLF以外の戦いが
始まった…!!!
To be continued...

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